内視鏡検査は、病気にかかったか、あるいは人間ドックで念入りな検査をする必要があるといわれた人以外、縁がないと思われる人も少なくないでしょう。
しかし、健康な状態で受けることこそが、重要な検査だといえます。なぜなら、内視鏡検査はまだ発生したばかりの小さな病気を発見することができるからです。
大腸がんや胃潰瘍など、病気が悪化する前に治療が可能になったのは、内視鏡検査が誕生したおかげです。
ここでは、内視鏡検査を浜松で行おうか考えている人のために、内視鏡検査について基礎的なことをご紹介します。
内視鏡検査とは
内視鏡検査とは、簡単にいえば胃カメラです。
先端にカメラを付けた柔らかいチューブを患者の口、もしくは鼻の中から通して、食道や胃腸、十二指腸といった内臓を撮影し、異常がないか調べます。
内視鏡検査の着想自体は紀元前にはありましたが、現代のように実用可能なものが作られるようになったのは1950年以降です。
こうして作られた内視鏡は、上述した食道や胃腸、十二指腸といった部位をより鮮明に調べやすくなり、医学の発展に大きな貢献をするようになりました。
ちなみに、今でも胃カメラと呼ばれていますが、現代の内視鏡検査ではカメラを用いません。
現在はビデオスコープで撮影・録画をし、リアルタイムで確認するようになっています。
これは、浜松のクリニックはもちろん全世界で共通しています。
また、内視鏡検査では胃だけでなく、大腸についても調べることが可能です。
内視鏡検査でわかる病気
内視鏡検査ではどのような病気を発見できるのか、簡単にご説明しましょう。
胃炎・食道炎といった胃腸内の炎症
胸焼けや胃のむかつき、膨満感といった胃腸内の軽微な症状である炎症は、内視鏡検査で判別できます。
ビデオスコープで内蔵を調べる際、リアルタイムで炎症を確認・撮影ができるので、どういった箇所にどういった炎症があるのかというのが判別しやすくなります。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍といった潰瘍
炎症が悪化し、粘膜がダメージを受け続けると、表面だけではなく、より深い部分へのダメージが発生します。
これを潰瘍といい、胃潰瘍や十二指腸潰瘍といった症状が当てはまります。
場合によっては出血を起こしていることもあり、放置するとより悪性腫瘍に発展する恐れがあるので注意しましょう。
胃がん、大腸がんといった悪性腫瘍
放置すると死に至る悪性腫瘍、つまりがんも内視鏡検査で確認できます。
実は、内視鏡検査で悪性腫瘍を早期に発見すれば、一週間程度の入院で手術が完了し、以後体になんの影響もなく日常生活に戻ることができます。
本来、がんは自覚症状が極めて少なく、症状が出る頃にはある程度進行していることが多い恐ろしい病気です。
浜松のクリニックでは人間ドックを行っているところもあるので、がんのリスクが高くなる40代になったら、一度は受けてみることをおすすめします。
浜松市でクリニックを探すメリット
浜松市で内視鏡検査ができるクリニックを探すメリットをご説明しましょう。
浜松は、静岡県の政令指定都市であり、国際会議観光都市に指定されています。
そのため、静岡県で最も多くの人口を擁する街です。
東海地方でも有数の工業都市であるだけではなく、世界的に有名な楽器メーカーも浜松に支社があり、楽器の街としても知られています。
そんな浜松だからこそ、静岡の中でも全国展開しているクリニックから、地域密着型で昔から地元に好かれているクリニックまで、優良な病院が見つかりやすいのです。
浜松には、内視鏡検査にも様々なこだわりを持っているクリニックがあります。
痛みを軽減したり、胃カメラを飲む際にえずきにくくしたりと、内視鏡は医師の腕前も影響する施術です。
そのため、静岡県で内視鏡検査をしたいなら、浜松市でクリニックを探すことをおすすめします。